天の戸を炙る

2008年02月17日



今夜は
先日開けた秋田の浅海酒造「天の戸 美稲」特別純米を
炙り燗で。

しっかりした純米酒なので、
湯煎でなく今日頂いた炙り燗で直火に掛けてみた。

ただ、
先日開けた時の荒々しい純米酒の印象は今日はなく、
熟成されたまとまり感を感じた。






ぬる燗から低めの上燗あたりがベストな感じ。
なんとも云えぬ上品な酸がでて、華開く感じで
とても美味しい。
熱燗まで上げると甘さが気になる。

この炙り燗、大きくて正味2合入るようだ。
独り呑みにはちょっと大きいかも。
少なめにお酒を入れると、
火鉢ではすぐ温度が上がり、呑むのに追いつかない。

来客の際には、
夏でも炭の火起こしして、
もてなししたい酒器ですね。  


大七「楽天命」

2008年02月17日






今日届いた朱塗りの瓢箪徳利を
初めて使うお酒に選んだのは
大七酒造「楽天命」木桶仕込み 生もと純米酒。
2004醸造年度産、3年を越える熟成を経て、
限定約千本販売です。
天命を楽しむで「楽天命」と名付けられました。





今夜も鍋です。寒い夜は一番の肴。




あまりにも美味しいお酒なので、
この徳利1合でやめました。
最近木桶仕込みを復活させる蔵が全国的に増えてますが、
この大七の木桶仕込みはかすかな木の香りぐらい熟成香を邪魔せず、
よいハーモニーだと思います。
rare old vintageは、生もと造りらしさがどっしりしたお酒でしたが、
「楽天命」はやさしく熟成した感じ。

1口で気に入ったお酒です。


  


Posted by Non-bay at 00:19Comments(2)日本酒